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中国のリハビリテーション事情

中国のリハビリテーションって、40~50年くらい遅れているのかと思っていたのですが
結構進んでいる感じがして驚きしでした。


中国で進むリハビリ医療制度の整備
 1982年に衛生部が若干の医療機関をリハビリ試行センターに指定してから20年余り。中国におけるリハビリ医療機関(各級総合病院のリハビリ科が中心)の整備は、無から有へ、点から面へと急速な発展を遂げてきた。特に衛生部が1990年に「総合病院等級別管理基準」でリハビリ科設置の具体的な基準を初めて示し、さらに1996年に「総合病院リハビリ医学科管理規範」を公布してからは、各級病院でリハビリ科の整備が力強く促進された。現在では全国のほとんどの3級病院と半数以上の2級病院にリハビリ科が設置されている。一方、各地の経済発展水準や指導的専門家の人数・水準の開きから、各リハビリ科の間でも規模・業務範囲・専門性に大きな開きがある。最大クラスのリハビリ科は病床数80床前後で、総合サービス機能に優れ、日増しに高まるリハビリ医療へのニーズを満たす上で重要な役割を果たしている。

 リハビリ学が不断に発展し、スタッフ構成が改善され、専門的資質が徐々に向上するにともない、リハビリ科が関わる分野も日増しに広がっている。初期は脳卒中の後遺症、首・肩・腰・足の痛みなどアフターケアが中心だったが、現在は神経・運動・臓器の疾患や損傷への早期臨床リハビリ介入へと向かい、臨床医学とリハビリ医学の重なり合い、関連科間の緊密な協力が、リハビリ科の発展の方向性となっている。(編集NA)

 「人民網日本語版」 2008年09月11日


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神経細胞 情報の通り道の太さ制御…たんぱく質を発見

今日のyahooニュースで下記の記事をみつけました。
リハビリで使用する薬物もどんどん新化してますね。

介護予防も盛んになっている近年。
患者さんが減り、重症化される方の減少する世の中になることを願う一方

薬についての知識も高めなければどんどん置いていかれてしまう
分野になりつつあります。

京都大の西英一郎准教授(循環器内科学)と大学院生の大野美紀子さんのグループがマウスを使った実験で、神経細胞から伸びる「情報の通り道」の太さをコントロールするたんぱく質を見つけた。これを欠損させると通り道が細くなり、認知症の初期に似た短期的記憶の低下が見られた。認知症の治療法開発の手がかりになることが期待され、23日の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に掲載される。

 神経細胞からの情報の通り道は「軸索」と呼ばれる長い突起とその表面を覆う「髄鞘(ずいしょう)」という絶縁体から成り、神経細胞同士を結んでいる。太いほど情報伝達が速いとされる。【朝日弘行】

yahooニュースより引用しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091123-00000014-mai-soci




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NHKプロフェッショナルリハビリが、人生を面白くする~作業療法士・藤原茂~より


今日の職場ではリハ職員がこの話題で盛り上がっていました。

特に作業療法士は「OTとはこうあるべきだ」「さすが藤原先生」

etc・・・・・

肯定的な反応がほとんどです。

「涙を流すシーンに感動した」という話しも多かったですが私はお涙ちょうだい的な部分は嫌いです。

気持ちは分からなくもないですが、本当に頑張っているのは本人や家族なのです。なんだかんだ言っ

てもこちらは「お仕事」ですからね。

結果を求める事や効率化を求める姿勢は大事ですが感情だけで訴えてもどうかな?と思っている性

格の悪い私です。

人間って心底福祉の心が強い方もいると思いますが、そういう方比較的少ないです。どちらかとい

うと感動しようとしている自分自身が好きなだけであったり、最終的には金銭的な部分へはしっていっ

たり、地位名誉であったり・・・・・・・・・話がずれてきました。藤原さんって偉いなーーーって思う反面、

なんとなく好きになれないんですよね。



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リハビリが、人生を面白くする
~作業療法士・藤原茂~

いよいよ今夜放送です
NHKの説明文が渋いですね。
直接の講演も拝聴したことがありますが面白い取り組みです。
たしか、上田法などのファシリテーションインストラクターもされていたと思いますが
バイタリティーあふれた凄い方ですね。

山口県に、脳卒中などで言葉や体の機能を損なった人々が驚きの回復を果たして全国から注目される介護の施設がある。心身機能などの改善率は、全国平均を大きく上回る。
この施設を立ち上げたのは、作業療法士の藤原茂(61)。作業療法士は、さまざまな運動や遊びなどを通して心身の機能の回復を目指しながら、日常生活を支障なく送れるよう手立てを講じる、リハビリの専門職だ。

藤原の施設は、笑いと驚きに満ちている。
壁のあちこちに張られたクイズ、施設で開かれるカジノ大会。娯楽を通して、脳と身体を動かし、機能回復を目指す。さらに、わざわざ邪魔な位置に垂れ幕がかけられ、手すりのかわりにつかまりにくいタンスが置かれている。バリアフリーではなく「バリア・アリー」にすることで、日常の動作をリハビリにつなげるのだ。
藤原がよって立つのは、「心が動けば、体は動く」という信念だ。本人の意思が引き出されれば、リハビリはもっと楽しくなる。そして、病気になる前以上に、人生を輝かせることができる。

番組では、8年前、脳出血で倒れ、身体と言葉の自由を失った男性に密着。これからの人生をどう生きればいいのか、悩んでいた。藤原は男性に、ひとつの挑戦をもちかける。二人は、新たな人生を掴み取ることができるのか。
「不自由だからこそ、人生はもっと面白くなる」と信じる、リハビリのプロ・藤原の流儀に迫る。

NHKホームページより抜粋
http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/index.html


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本の紹介「ヒューマンウオーキング」

PTもOTにもぜひお薦めです。


【内容】
●1981年の初版発行以来,歩行解説の古典的名著として知られる『Human Walking』の原著第3版の翻訳書.どの運動学の教科書にも引用されているInmanの「Human Locomotion(人の移動)」が残されており親しみやすい.
●正常歩行の6つの要素に包含される運動学,運動力学,歩行のエネルギー論,筋活動,正常発達などの基礎知識の上に,健康を目的とした歩行から歩行分析における臨床的診断方法に至るまで人の歩行を幅広く捉えている.
●異常歩行については,成人期の歩行調節として妊娠,老化,アルコール依存症,義足に関してはその効果と適応,そして麻痺後の歩行回復などについて触れられている.
●最終章「6つの要約」は,この分野を新しく学ぶ学生のために,人の歩行の重要な要素を親切に要約している.
【目次】
監訳者の序
第1章 人の移動
第2章 人の歩行の進化
第3章 正常歩行の運動学
第4章 正常歩行の運動力学
第5章 歩行のエネルギー論
第6章 歩行時の筋活動
第7章 歩行の発達
第8章 成人期の歩行調節:妊娠,老化,アルコール依存症
第9章 健康を目的とした歩行(ウォーキング)
第10章 歩行分析:臨床的診断方法
第11章 義足:その効果と適応
第12章 歩行のシミュレーション
第13章 次のステップ:麻痺後の歩行回復
第14章 ヒューマンウォーキング:6つの要約
索引

ホームページ
http://7andylibrary.web.fc2.com/library83.html

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セラピストの成長と失敗体験

「一生懸命」「真面目」人って若い頃にはかっこ悪いように感じるんですよね。
私の職場の新入職員のPTのA君の話しですが、いかにも真面目そうな風貌で
一見「おたく」っぽい印象。仕事で失敗することは多いんですけど、朝は早くから出勤して
勉強や訓練の準備をしています。

冬季賞与の時期も近付いて、人事考課の視点で見ることも増えました。
周囲のPT職員からは「ダメな職員」扱いで対応してくる人も時々みられますが、文句を言ったり、怒鳴りつけるのがだいたいは先輩職員や管理職なのです。時には患者さんを前にして叱られていることもあります。

体育会系の理学療法士の中では
昔はよく見た光景ですが、最近でも続いているのは珍しいところかもしれません。

「若い内の苦労は買ってでもしなさい」などという代表的な言葉もありますが
基本的に若い職員、慣れない職員は利用者や患者の生命に危険を与えなければ
多くの失敗をさせることが成長に繋がると思います。
但し、失敗した後に上司や先輩のアドバイスが要ります。
もちろん、悪い内容であれば叱ることも必要ですが。

失敗して気付き成長する。
患者さんと似ていますね。

怒鳴ったり、馬鹿にしたりでは次のプレッシャーになるだけで
成長には繋がりません。

セラピストがこれでは話しにならないです。
折角あさ早起きして頑張っている姿を見せているのですから
朝一緒に悩みなどの話しを聞いてあげる気遣いや
早く来ることを誉めてあげるくらいの心があるセラピストであってほしい。

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奇跡の脳




「奇跡の脳」書評

私の友達が絶賛している本なので書評などの情報をあつめてみました。
当事者が書く本は本当に貴重だと思います。


①脳科学者の私の脳が、壊れた――。再生をもたらしたものは何だったのか?
 ある朝、ハーバードの第一線で活躍する女性脳科学者を脳卒中が襲う。徐々に左脳が破壊され、  歩くことも話すこともできなくなり、人生の記憶すらもが遠のいていく――。奇跡の再生を遂げるまで の八年間の苦闘を通して、脳に秘められた可能性と神秘を自らが解き明かす。アメリカで50万部の 大ベストセラーとなった超話題作!


②ある朝、ハーバードの第一線で活躍する女性脳科学者を脳卒中が襲う。徐々に左脳が破壊され、 歩くことも話すこともできなくなり、人生の記憶すらもが遠のいていく――。奇跡の再生を遂げるまで の八年間の苦闘を通して、脳に秘められた可能性と神秘を自らが解き明かす。アメリカで50万部の 大ベストセラーとなった超話題作!

③「アメリカでいま話題になっている」という知人のひと言に、早速アマゾンで購入。脳出血によって言 葉や記憶、歩行能力を失った脳科学者の回復体験であり、時々刻々の変化が生き生きと描写され ています。一気に読み、人間についてさまざまなことを考えさせられました。
  まず、脳のリハビリを中心にした闘病の成功物語として読めます。八年もの努力の結果であり、言 葉で表現できない者には、急がせず尊敬を持って接して欲しいという要望は、なるほどと思います。 母親が赤ちゃんの時と同じように対応してくれたこと、著者の生きようとする気力が回復への道であ ることにも教えられました。
  また、左脳の一部に出血したために、言葉など、基本的に左脳が司る機能が壊れたわけで、左脳 と右脳のはたらきの差異を知るという読み方もできます。ただ、あまり右と左を強調すると、科学とし てまだわかっていないことが多いことを忘れる危険がありますが。
  私が最も関心をもったのは、言葉です。人間がもつ、他の生きものにない特徴は、言葉をもつこと  にあると言ってよいでしょう。
  その言葉を失い、また取り戻す過程を脳と関連付けて語ってくれるのです。病気という異常事態で の個人的体験ではありますが、このように語られた例は他にありませんので言葉の持つ意味を教え られる興味深い話です。
  著者は、話せないだけでなく、記憶や思考、文字を文字として認識する能力を失います。数字はく ねった線にしか見えなかったそうです。脳卒中になった直後、病気と気づかず出勤前のシャワーを浴 びます。その時、数十兆の細胞を感じ、自分が液体となって宇宙とつながる感覚を持つのです。幸  福感に満ちたと表現しています。涅槃という言葉まで用いて。論理や言葉によってふだん押さえ込  んでいる感覚が表面化したのでしょう。
  この幸福感に酔う一方で、それを失うことになる再生を求めるのが人間の本性なのでしょう。著者 は、再生には、睡眠、接触、くり返し、尊敬、信頼などが必要だったと言います。それには「ゆっくり」 や「待つ」が不可欠と。今の社会はすべて効率第一で、早さが評価されます。でもそれは人間の底 にある能力と可能性とを切り捨てることになると著者の再生過程が教えてくれます。
 生れたばかりの赤ちゃんは幸福感に満ちています。そこから言葉を学んで行く過程で、彼女と同じこ とを感じているのだろうと思います。「待ってよ」と言っているに違いありません。早く答えた子に○を つけ、できなかった子に×をつける社会では、子どもが悲鳴をあげていることを彼女は教えてくれま す。言葉にできないだけなのに、生きる力をつぶしてはいけない、誰にも尊敬の念で接しなければい けないと。
  子どもは論理的に分析して語ってはくれません。ですから、赤ちゃんに戻ってやり直し、脳内に、更 には体全体に新しいシステムを作っていく過程を専門家として見つめ、解説してくれるこの物語は刺 激的です。
  人間らしさには言葉が不可欠ということが、それを失ったことでわかると同時に、言葉以外にどれ  だけ大事なメッセージがあるかもわかってきたことを非常に興味深く思います。言葉のない時の幸福 感と、言葉で得た能力とのバランスが大事なのに、現代文明は、進歩と称して言葉で語れる事柄、  論理的に説明できる事物だけを重視し過ぎてきたのではないでしょうか。そのために本来持ってい るはずの幸福感を失ったのではないでしょうか。著者は理性は左脳、幸福感や愛情とつながるのは 右脳の機能として捉え、右脳の活性化は左脳を刺激すると言っています。感覚としてよくわかります が、左と右、と分離して見るより、脳全体のバランスとして見ていくことが重要だろうと思いました。
  病気は大変辛いことだったに違いありませんが、語られたことはうらやましい体験でもあります。私 たちは本来このバランスを持っているはずです。単に競争だ、お金だと言っていては、著者の教えて くれたすばらしい幸福感は遠のくばかりです。貴重なものに目を向けさせてもらったのですから、二  十一世紀はバランス型社会にしていきたいものです。(談)
                                  (なかむら・けいこ JT生命誌研究館館長)


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リフレクソロジー

施設や病院に入っていると、リハ以外の時間ってみんな暇なんですよね。
作業療法などで趣味を生かしたリハビリも大切ですが、自主トレなども含め中々
やってくれない方も多いです。

で、私の勝手な意見ですが「良いこと」だと思うことや「楽しい」と思うこと。よりの効率的なものがいいとは思いますが、やることなければなんでも良いと思うんです。
昔の方は「ツボ」なんて話もしますが、最近はリフレクソロジーが科学的に効果があることも言われはじめてきています。

けっきょくは反射ですよね。
やっちゃいけない方もいるようで、知識は必要ですが
色んな疾患の方で研究されている内容が下のホームページで簡単に紹介されています。

「やり方」
どこを刺激するのか?
ホームページに掲載されていないか探しているんですけど、学校の紹介ばかりでなかなか見つかりません。
もうちょっと探して、みつかったらブログで紹介したいです。

リフレクソロジー研究会
http://reflexology.at.webry.info/


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第15回 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大からの報告です。

歯科医師会などが中心となって開催されている学会です。
リハビリテーションの分野へ色々な職能団体が参画してくる近年。
一長一短。様々な意見があると思います。

まず気になるのはSTやリハ医師とのコラボレーション、もしくは領土問題でしょうか?

もちろん、歯科医師や衛生士などの力は必須ですが、必ずダブッてくる部分ってあるんですよね。


8月28日(金),29日(土),名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)にて,標記学会が「“限界に挑む”-Overload principleの流儀-」をメインテーマに開催された(大会長:藤田保健衛生大学医療科学部リハビリテーション学科教授・馬場 尊氏).本年(2009年)8月1日に当学会が法人化されて初の学術大会であり,開催期間二日中には会員総数6,626名中,5,245名の参加者が集まった.
 大会初日(8/28(金))の「会長講演」では,大会長の馬場 尊氏が登壇.「摂食・嚥下リハビリテーションの実力」と題し,摂食・嚥下リハビリテーションを成功させるためには,VFなどによる的確な評価と,その評価に基づき行った代償手技(姿勢調整等)が適切であったかを確認するバイオフィードバックが重要な要素となり,そのうえで運動学と運動学習の基本原則に則れば,高い機能帰結を求めることができると言及した.


本大会では,評価法や治療法をテーマに掲げた講演が多くを占めた.「シンポジウム1 嚥下評価を究める 」では,5名の演者が登壇.深田順子氏 (愛知県立大学看護学部)は,質問紙を用いた問診を紹介し,嚥下リハの評価以外にも,医療チーム内の情報共有や訓練効果の評価に有用であると解説した.清水充子氏(埼玉県総合リハビリテーションセンター言語聴覚科)は,施設や在宅等での看護・介護に求められる,的確な臨床所見を得るための基礎評価について解説した.馬塲 尊氏(前記)は病態診断と治療効果を運動学的視点で判断できるVF(videofluoroscopic examination of swallowing)をgolden standardな評価法としつつも,検査室外の患者状況(背景因子)も重要であると警鐘を鳴らした.続く,太田喜久夫氏(三重厚生連松阪中央総合病院リハビリテーション科)は,VFが施行できない患者などに行うVE(videoendoscopy)の手技のコツ,利点や限界を解説し,尾本和彦氏(心身障害児総合医療療育センター歯科)は被曝の問題や可能となる検査時間など,小児患者特有の制限をふまえた検査・評価法としてのVF・VEについて報告した.


午後には,①看護師,②言語聴覚士,③栄養士,④作業療法士・理学療法士,⑤歯科衛生士,⑥小児領域の各職域ごとに分かれた交流集会が行われた.「交流集会5 歯科衛生士部門」では,金澤紀子氏(社団法人日本歯科衛生士会)を座長に,教育現場から佐藤陽子氏(宮城高等歯科衛生士学院)が,臨床(在宅歯科診療)現場から牛山京子氏(山梨県歯科衛生士会)が登壇.佐藤氏は,器質的視点と機能的視点をもった専門的口腔ケアを行うことができる歯科衛生士育成の必要性について解説.歯科衛生士全体の質の向上のためには,教育現場だけでなく,すでに臨床で活躍している者への教育(リカレント教育)も重要で,歯科衛生士の地力を上げ,他職種にアピールしていく必要性を解説した.牛山氏は,本学会の「摂食・嚥下認定療法士制度」に触れ,歯科衛生士の力量によっては,病院・施設・在宅それぞれの場で“キーパーソン”になりうると場内を鼓舞すると同時に,ある一定のマニュアルは必要とされるが,現場ではつねに臨機応変な対応が求められること,他職種連携の場においては結果がすべてであることを念頭において取り組むべきであると訴えた.
 大会二日目,「シンポジウム3 プロセスモデルの臨床応用」では,松尾浩一郎氏(松本歯科大学障害者歯科学講座),井上 誠氏 (新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食・嚥下リハビリテーション学分野),菅沼宏之氏 (医療法人社団中山会新札幌パウロ病院),柴田斉子氏(関西医科大学附属枚方病院リハビリテーション科),横山通夫氏 (船橋市立リハビリテーション病院)が登壇.「プロセスモデル」は咀嚼嚥下において特異的に発現する嚥下様式であり,当該モデルのreviewと咀嚼時の誤嚥防止機構として働くと考えられる「isolated pharyngeal swallow」という新知見を踏まえた検証が行われた.質疑応答の時間には,isolated pharyngeal swallowと咀嚼の関係,嚥下機能の低下した患者に咀嚼をさせるかどうかといった問題など多くの質問が投げかけられ,場内では活発な討議がなされた.
 「シンポジウム4 eラーニング要綱」では,馬場 尊氏(前記),山田 深氏(慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター),浅田美江氏(社団法人愛知県看護協会認定看護師教育課程),戸原 玄氏(日本大学歯学部摂食機能療法学講座),岡田澄子氏 (藤田保健衛生大学医療科学部リハビリテーション学科),石野智子氏 (聖隷三方原病院栄養科),田角 勝氏(昭和大学医学部小児科学教室)が,本年度からの「摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士制度」発足にあわせて,来月10月より順次アップされるeラーニングの「概要と仕組み」,全6分野にまたがる各コースの概略について解説した(6分野の詳細は学会HP参照のこと).eラーニングの受講資格は学会員とし,原則どの分野から受講することもできる.受講者は2010年8月予定の認定士試験受験資格の1基準をクリアすることになる.
 その他,本学術大会から始まった企画「Meet the Mentor~エキスパートに聞こう!」では,円卓を囲んでMentor(講師)と参加者が自由にディスカッションする形式がとられた.5つのプログラムそれぞれでは,臨床・研究の第一線で活躍するエキスパートの解説を聞き漏らすまいと,熱心に耳を傾ける参加者の姿が印象的だった.
 また本大会より,「ポスター発表」,「企業展示」それぞれに,Most impressive poster presentation賞(MIP)とMost impressive commercial exhibition賞(MIE)が企画され,MIPは井上 誠氏(前記),矢作理花氏(ホリカフーズ㈱)ほかによる「加齢社会の未来を開くカレーゼリー」が,MIEはヘルシーフード株式会社(東京都日野市)が受賞した. 
 二日間の総演題数は563題にのぼり,シンポジウムのほかにも,教育講演,招待講演,一般口演,ランチョンセミナー,ポストコングレスセミナーなど,それぞれ会場には目的意識をもったさまざまな職種の聴講者があふれた.


次回,第16回大会は,2010年9月3日(金),4日(土),朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市)にて開催される予定である(大会長:植田耕一郎/日本大学歯学部摂食機能療法学講座).


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認知療法、行動療法、認知行動療法

なんとか療法などと名前がついている訓練方法はよく「あやしい」と敬遠されがちですが、心理療法の分野でよく利用されている「認知行動療法」は身体のリハビリテーション分野でも応用できるアプローチだと思います。
先日「奇跡体験アンビリバボー」でとりあげられた強迫性障害の治療にも使用されていましたが、精神障害だけではなく、身体障害者の行動変容にも利用できると思います。
セラピストは、ついつい患者の気持ちに入り込みすぎてしまったり身体にばかり目が向いてしまったりと、中々行動まで変えてしまう事は「大切」だと考えてはいても実際変化させるのは容易なことではありません。
時々、ベテランの保健師さんや看護婦さんなどのアドバイスで心を動かす利用者をみることがあります。人生の先輩方にかかれば特に学問がなくとも行動を変化させることができるのかもしれませんが、私のような経験の浅いセラピストには心理学であろうが何であろうが取り入れる事で人の心を動 かせるのであれば手段は何でもいいのです。

近いうちに「認知行動療法」の勉強会に参加したいと思います。
・奇跡体験アンビリバボー
 http://www.fujitv.co.jp/unb/index2.html

・認知行動療法
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E8%A1%8C%E5%8B%95%E7%99%82%E6%B3%95

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南田洋子さんの放送より感じたこと

有名芸能人の認知症発症
そして症状の進行、家族の支え、死までをこれほどまでにドキュメンタリーとして放映されたことは
これまでになかったのではないでしょうか。
近年の映画で「認知症」をテーマにしたものがいくつかありましたが、やはり現実とは少し違う印象もありました。
長門さんの愛が直球で伝わってくるVTRが多く、変わり果てた愛妻をテレビで放映することにためらいがあったはずですが、世の中に「認知症」のありのままの姿を知ってもらう機会をつくってくれた事に医療関係者としては本当に感謝です。

しかし、長門、南田夫妻はあくまで富裕層の方であってお手伝いの方等もいるかと思います。世の中には貧しい過程や老々介護、とんでもない問題行動の症状が前面にでている当事者で苦しんでいる方がたくさんいると思います。そういった部分のクローズアップや、私たちリハビリテーションの業界で働く側の人間からすると、薬物やリハビリで改善するケースもいつの日か世に出していきたいと思います。

世の中に働きかける事、世の中に必要とされる事。各学会で学問上のエビデンスはもちろん大切ですが、世間一般の方に納得してもらえるよう、様々なメディアを使うことも大切です。極端な例を考えると、私たち程の知識があれば「当然、あたりまえ」と思うような方法で「ダイエット」「健康管理」などの分野で色々な方が注目され、もてはやされているじゃないですか。
もちろん、それだけではいつかつぶされてしまいますが、これまでのPT、OT、STの歴史って?すぐにつぶされてしまう業界ではないはずですよね。


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